みなさん、こんにちはこんばんは!
お客様に合ったライフスタイルを提供する工務店・丸石木材住宅 営業部の小林です!
今回は胡麻生Ⅰ-9号地 @STYLEの和室をご紹介します。
モノトーンインテリアにもあう畳
こちらが和室になります。
濃い色系のカラーの半畳畳がとてもカッコ良いです👍
ここで畳について・・
畳の歴史🌸
日本の伝統的な床材で、芯材になる板状の畳床(たたみどこ)の表面を、畳表(たたみおもて)と呼ばれるイ草の敷物で覆ったものです。
縦横比が2:1になっている長方形の一畳サイズと、半畳サイズの畳があります。
平安時代には、今の畳に近いものが出来上がっていましたが、この頃はまだ板床にしくクッションのような感覚でした。
室町時代になり、今のように部屋の床全体に敷く形になりました。
最近は、独立した和室がない住居が増えましたが、部屋の一部に畳を敷く「畳コーナー」という形で取り入れる方も増えています。
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広告で見る1畳とは✨
「不動産広告を規制する不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)」により、居室の広さを畳数で表示する場合には、1.62㎡以上と決まっています。
182.0cm×91.0cm=1.65㎡となる、中京間のサイズが近いと言えますね。
現在では、部屋の広さを表示する際は「リビング約16.5帖」と表記されます。
サイズに差がある畳とは違う帖を使うことで、誤解を防いでいるのです。
間取図を見るときに知っていると、実際のサイズ感がわかりますね。💦
なぜ?1畳にも色々なサイズがあるの??
年貢を納める量を決めるため、田畑のサイズを図る単位「一間(いっけん)」は、秀吉の時代6尺3寸でした。それが江戸時代に6尺になりました。
当時はこの一間を基準に建物を造ったと考えられており、畳の大きさもこのサイズに影響されたと言われています。
京を中心とする地域は昔のサイズを使い、新しく開発された江戸を中心に新しいサイズを採用した、とする説です。
また、家の建て方が変わったことが原因とする説もあります。
昔は都である京を中心に、畳の寸法を基準とした「畳割り(たたみわり)」で柱を立てていましたが、江戸を中心とする関東ではより効率の良い建て方として、柱を基準として畳を入れる「柱割り(はしらわり)」と言われる建て方が主流になりました。
畳が基準でなくなったため、畳自体のサイズが変わったのです。
関西で「京間」が、関東で「江戸間」が多いのも、歴史の影響なんですね。
京と江戸の間、愛知県や岐阜県など中部地方で使われているのが、京間と江戸間の中間である「中京間」で、両方の影響を受けたことがよくわかります。
「団地間」「公団サイズ」が出てきたのは、公団住宅や団地、マンションといった集合住宅が作られるようになった高度経済成長期。
公団住宅の間取りサイズに合わせて、畳のサイズの基準が作られました。
今回は胡麻生モデルハウスの和室とたたみについてご紹介しました。
営業部 小林